「ポケカって儲かるの？」「どのパックを買えば当たり引けるんだろう…」そんなふうに思ったこと、ありませんか？
子どもの頃に夢中になったポケモンカード。今、大人たちの間でも“資産”として注目され、1枚数万円〜数十万円で取引されるカードも出てきています。でも、いざ「儲けたい」と思っても、どのパックを選べばいいのか分からないし、損をしたくない気持ちも正直ありますよね。
この記事では、そんなあなたに向けて「どのパックが儲かるのか？」をリアルな事例や最新のランキングとともに解説します。
ポケカは本当に儲かるのか？
最近SNSやフリマアプリで、「ポケカで〇万円儲かった！」「このBOX、プレ値で売れた」なんて投稿を見かけたこと、ありませんか？一見、夢のある話に聞こえるかもしれませんが、実際のところどうなのか？
ここでは、ポケカが“本当に儲かる”のかを冷静に見ていきましょう。
ポケカ市場の盛り上がりと投資対象としての注目
ポケモンカードゲームは、1996年の登場以来長年愛され続け、コロナ禍以降はコレクション・投資目的でも注目を集めています。
とくに2021〜2023年は、イーブイヒーローズやバイオレットexなどのパックに高額カードが封入され、「1BOX買って開封→高騰カードが出れば数万円」というケースも。
また、未開封BOXそのものが値上がりすることも多く、定価5,000円前後のBOXが、1〜2年後には2〜3万円で取引されるなんて例もザラにあります。これが、ポケカが“投資対象”とされる最大の理由です。
儲けが出る仕組みと利益ポイント（パック・シングル・未開封BOX）
ポケカで利益が出るパターンは主に3つ。
| 方法 | 内容 | 期待できる利益例 |
|---|---|---|
| シングルカード転売 | パック開封→高額カードのみ売却 | 1枚で1万円〜10万円以上のケースも |
| 未開封BOX保管 | 希少性が増すのを待って売却 | 1箱5,000円 → 数年後に3万円超も |
| コレクションセット販売 | 複数の人気カードをセットで販売 | セット売りで単品より高値が付く |
ただし「何でも儲かる」わけではなく、あくまでパック選び・タイミング・保管状態などがカギとなります。
儲かるパックの選び方
ポケカで利益を出すには、ただ運任せにパックを買うだけでは足りません。しっかりと「儲かる条件」を知ったうえでパックを選ぶことが、勝ち組になるための第一歩です。
ここでは、実際に利益が出やすいパックに共通する4つのポイントを紹介します。
高額カードが収録されているか
まず見るべきは「そのパックに、1枚で何万円もするカードが封入されているかどうか」。例としては、ナンジャモSARやリザードンSARなど、1枚でBOX価格を軽く超えるレベルのカードが代表的です。
こうした高額カードが収録されていれば、開封してすぐに回収できるチャンスも広がります。また、シングル売りでも安定した価格がつきやすく、相場の変動にも強いです。
パックを選ぶ際は、まず“当たりカード”の相場を事前にチェックしましょう。
人気キャラクター・ポケモンがいるか
どれだけレア度が高くても、キャラの人気がなければ価格は上がりません。逆に、リザードンやピカチュウ、ブイズ（イーブイの進化系）など、人気キャラがメインのパックは高騰の可能性が非常に高いです。さらに、ミモザやナンジャモといった女性トレーナー系カードの人気も絶大で、登場すると一気に注目されます。購入前に「そのパックには誰が出るのか？」を確認することが、儲かるかどうかを分けるカギになります。
発売から日が浅く、まだ定価で買えるか
パックを“安く買えるかどうか”は、利益を出すうえで超重要です。
発売直後であれば、まだ定価で購入できる可能性があり、手元に入れた瞬間からプレ値化する可能性すらあります。特に高額カードが封入されている新作パックは、予約段階で完売することも珍しくありません。逆に、既にプレ値になっているパックは仕入れ価格が高いため、転売目的の場合はリスクが高まります。
最初に手を出すなら“発売間もないパック”がオススメです。
再販の少ない数量限定パックか
儲かるパックには「希少性」が絶対条件。特に数量限定や記念パックのように、再販の可能性が低いシリーズは、保有しているだけで価値が上がる傾向があります。
再販されてしまうと価格は一気に暴落するので、事前に「再録情報」や「販売形式」も確認しておくと良いでしょう。例えば、20th Anniversaryや25周年パックなどは今でも高値が付きやすく、コレクター市場でも人気。
長期保有型の投資にもぴったりです。
2025年版 儲かるパック ランキング
2025年現在、「過去の人気パック」や「希少性の高いパック」は未開封BOXや中のカードの価値が高騰し、“資産にできるポケカ”として注目されています。ここでは、とくに転売・保管どちらでも狙いやすい「儲かるパック」をランキングで紹介します。
もちろん、「絶対儲かる」の保証はありませんが、現時点で多くのコレクターや投資系プレイヤーから評価されているパックです。
第1位：テラスタルフェスex（ハイクラスパック｜2024年12月発売）
ハイクラスパック「テラスタルフェスex」｜ポケモンカードゲーム公式ホームページ「トレーナーズウェブサイト」
https://www.pokemon-card.com/ex/sv8a/index.html
「ハイクラスパックって、ガチ勢向けでしょ」…そう思ってスルーしてた人ほど、今こそ注目すべきパックです。
テラスタルフェスexは、過去の高額パック（シャイニースターVやVSTARユニバース）の流れを汲む“当たりの塊”と呼ばれる構成で、初動から高額カードが出るとSNSで話題に。しかも、封入率が高めで資産性も高く、「開けてもよし、寝かせてもよし」のハイブリッド仕様。
「別に買わなくてもいいけど、今知っておけば、後で“あのときチェックしておけば…”って後悔はしない」
そんな立ち位置の“知って得する”パック。
とりあえず情報だけでも押さえておく価値アリです。
第2位：バトルパートナーズ（拡張パック｜2025年1月発売）
拡張パック「バトルパートナーズ」｜ポケモンカードゲーム公式ホームページ「トレーナーズウェブサイト」
https://www.pokemon-card.com/ex/sv9/index.html
正直、初報を見たときは「ん？相棒系ポケモン？それって熱いの？」と、そこまで響かなかった人も多いはず。
でもふたを開けてみると、リザードンやゲッコウガといった“殿堂入りレベルの相棒たち”がスペシャルアートで続々登場。そのイラストがまた圧倒的で、ファン層を一気に巻き込む形に。
注目すべきは、“ポケカユーザーじゃない人”までもが「これだけは欲しい」と感じるキャラ選出。
この広がりが相場に直結し、早くも一部カードは初動から1万円超の声も。
「別に買わなくてもいいけど、人気キャラが絡むパックって、知らずに流すと後で損するんだよな…」
そんな“軽い後悔”を避けたい人は、今チェックしておいて損はありません。
第3位：シャイニートレジャーex（ハイクラスパック｜2023年12月発売）
「シャイニースター系って、毎回似たような感じでしょ？」
そんな先入観を持ってスルーしていた人こそ、あとで手のひらを返したくなるパック。それがシャイニートレジャーexです。
リザードン、ミュウ、サーナイト、さらにナンジャモSARといった“市場のエース級”が同時に収録され、開封報告でも高額カードの的中率が話題に。「どれか1枚は当たるかも」と期待させてくれる豪華仕様で、BOXを寝かせるだけでもじわじわ価値が上昇中。
「別にコレクターじゃないけど、こんな当たり方するなら知っときたかった…」
そう思わせる“実力派”のハイクラスパック。今からでも遅くありません。
情報だけでも目を通しておくと、後で動くときの判断材料になります。
第4位：クレイバースト（拡張パック｜2023年4月発売）
拡張パック「スノーハザード」「クレイバースト」 | ポケモンカードゲーム公式ホームページ
https://www.pokemon-card.com/products/sv/sv2.html
発売当初、「ナンジャモって誰？」「女性SRってまた高騰するんでしょ？」と、どこか他人事のように感じていた人も多かったのでは？
でもクレイバーストのすごさは、そうした“冷めた目線”をあざ笑うように、一気に市場を飲み込んだ勢いにあります。
ナンジャモSARの初動は10万円超。あまりの人気にBOXは即完、プレ値は倍以上に。
「興味ない」と思っていた人たちも、後から“ナンジャモ難民”として駆け込むほど、その魅力は浸透していきました。
「転売する気はないけど、こういう話題って知っておかないと損するんだよな…」
そう思った時点で、もうチェック対象です。過去を知れば、次に備えられる。
それがクレイバーストが教えてくれたことです。
第5位：バイオレットex（拡張パック｜2023年1月発売）
拡張パック「スカーレットex」「バイオレットex」｜ポケモンカードゲーム公式ホームページ「トレーナーズウェブサイト」
https://www.pokemon-card.com/ex/sv1/index.html
「ナンジャモじゃないし、スカバイ初期パックって微妙でしょ？」
そんな“期待してなかった人”ほど、後で驚いたのがこのバイオレットex。
なぜなら、このパックには“初期パックならでは”の旨味と、“ミモザSR”という爆発力が潜んでいたからです。
ミモザSARは発売直後からプレ値で取引され、カードショップの買取も5万円前後を記録。
「スカーレットexと違って、開けるならバイオレット」という声が増え、未開封BOXすら値上がりしました。
「たまたま買った人が得をしてるなら、自分も事前に知っておくくらいは…」
そう思った時点で、もう行動の一歩手前です。過去の動向を知ることが、次の選択肢に繋がります。
第6位：ポケモンカード151（強化拡張パック｜2023年6月発売）
強化拡張パック「ポケモンカード151」｜ポケモンカードゲーム公式ホームページ「トレーナーズウェブサイト」
https://www.pokemon-card.com/ex/sv2a/index.html
「懐かしいけど、今さら初代ポケモンだけのパックってどうなの？」
リリース前にはそんな声も多かったこの151ですが、蓋を開けてみれば、全ポケカファンが待ち望んでいた“レジェンド級”の1箱でした。
ミュウSAR、リザードンSAR、フシギバナSARなど、初代ポケモンが超美麗アートで蘇り、しかも封入率も良好。
コレクションにも投資にもバランスが取れていて、“開けても飾っても嬉しい”神パックとして再評価が進行中です。
「昔好きだっただけだけど、これはちょっと気になるかも」
そんなあなたにこそ、このパックの価値が刺さります。今からでも遅くありません。初代ポケモンの記憶とともに、“知らないうちに得していた”未来を目指して、一度チェックしてみては？
これから狙うならこのパック
もし今から「儲け目的」で狙うなら、やはり GXバトルブースト と THE BEST OF XY が最も堅実な選択肢です。理由は「過去の実績」「現在の市場での評価」「コレクター需要の高さ」がそろっているからです。
さらに、「限定パック」「流通量が少なめのパック」「発売後まだ日の浅いパック」に目をつけておくのもいいでしょう。こうしたパックは将来的に価値を上げる可能性があり、“長期投資”として機能します。
ただし、どのパックにも言えるのは「運」と「タイミング」が絡む点。高額カードを引けば大きなリターンがありますが、封入確率や相場変動によっては期待通りにならないこともあるので、あくまで“余剰資金で楽しむ投資”と割り切るのが安全です。
過去〜最近で儲かったパック事例
ポケカで「どのパックが儲かるか？」を知るには、過去の成功・失敗事例を知るのが一番の近道です。ここでは、実際に価格が高騰したパックを4つ紹介し、それぞれどんな理由で儲かったのかを振り返っていきます。
イーブイヒーローズ（2021年発売）
このパックは「ブイズ」が主役ということで、発売前から大きな話題を集めました。中でも「エーフィV MAX（SA）」や「ブラッキーV MAX（SA）」など、イラストの美麗さとキャラ人気が重なったことで、高額カードが続出。発売当初は定価で購入できたBOXが、1年後には2倍〜3倍近い価格で取引されるようになりました。また、女性層やコレクターからの需要も高く、“開けずに保管”するだけで資産価値がついた代表的な成功例です。
蒼空ストリーム（2021年発売）
伝説のポケモン「レックウザ」が目玉として登場したことで、こちらも発売直後から高い注目を集めました。とくに「レックウザVMAX SA」は封入率が低く、かつファン人気が圧倒的なため、シングルカードとしても未開封BOXとしても価値が高騰。現在も高額買取が続いており、BOXは状態の良いものであれば3万円近くになることも。イーブイヒーローズと同じ時期に出たことから“ダブルで買って正解”の声も多い、大成功パックです。
ザ・ベストオブXY（2017年発売）
XY時代の人気カードが多数再録されたパックで、発売当初から“特別感”がありました。特に「MリザードンEX」「バトルコンプレッサー」など、対戦需要もあるカードが多く、コレクターだけでなくプレイヤーにも人気でした。結果として、未開封BOXの価格は年々上昇し、2025年現在では2万円以上での取引が一般的になっています。再販が一切なかったことで希少価値が増し、“時間が価値を育てた”好例です。
GXバトルブースト（2017年発売）
これぞ“伝説級の儲かるパック”。リーリエやルザミーネといった高額SRトレーナーカードが収録されており、封入率も良好だったため、当時から開封勢・転売勢の間で話題に。さらに、流通量が少なかったことや、その後一度も再販されなかったことが影響し、未開封BOXは年々価格が高騰。現在は市場にほとんど出回っておらず、入手困難なことが逆に価値を押し上げています。買って保管していた人は、まさに“大勝利”のケースです。
逆に損することもある？ポケカ投資の注意点
ポケカは確かに「儲かるチャンス」がある世界です。しかしその裏で、損をする人がいるのも事実。知識や情報が不足していると、せっかく買ったBOXやカードが大暴落…なんてことも。
ここでは、ポケカ投資で注意すべき落とし穴と、その回避法を紹介します。
再録・再販で一気に価値下落するリスク
ポケカでよくあるのが「再録」による価値下落。たとえば、かつて高額だったカードが新しいパックで再録されると、市場に同じカードが一気に出回り、希少性が下がります。結果として、以前の高値が嘘のように価格が崩れ、BOXやシングルの資産価値が一気に下がることも。特に「トレーナーズカード」や「人気キャラ」は再録の対象になりやすいため、過去の再録傾向をチェックして、リスクを見極めることが大切です。
トレンド変化や価格暴落への備え
ポケカ市場は“熱狂”と“冷却”を繰り返します。今は人気でも、1年後には話題にもならないパックやキャラも珍しくありません。価格はあくまで需要と供給で決まるため、ブームが去れば価格も下がる可能性があります。たとえば、2022年の一部女性トレーナーカードは一時10万円超でしたが、現在は半値以下というケースも。過熱しすぎた商品には注意し、「いつ売るか」の出口戦略も持っておくことが損を防ぐカギになります。
開封してしまうと価値が下がることも
ポケカ投資では「未開封＝資産価値が高い」というのが基本。逆に、開封してしまうと中身次第で“紙クズ同然”になるリスクもあります。もちろん当たりが引ければ利益になりますが、期待値で言えば「開けずに保管」の方が長期的には安定しやすいです。また、開封後のカードは状態（白かけ・折れ・反りなど）により査定価格が大きく変わるため、知識がないと損をしやすいのも事実。初心者はまず「未開封BOXを保管」が安全策と言えるでしょう。
まとめ：儲かるパックは「情報」と「タイミング」で見極めろ
ポケカは、ただのカードゲームではありません。選び方次第では、資産にも、ビジネスにもなり得る“現代のコレクション投資”です。しかし、儲かるかどうかは「運任せ」ではなく、しっかりとした情報収集とタイミングの見極めがあってこそ。
この記事で紹介したように、
- 高額カードの封入有無
- 人気キャラの有無
- 限定性や再販状況
- 市場のトレンド
これらを事前に把握し、パックを選ぶことが“損しないための第一歩”です。過去に実際に儲かったパックを見れば、「なぜ価値が上がったのか？」の共通点も見えてきたはず。逆に、再録や暴落で損をしたケースも学びに変えることで、次に活かすことができます。
もし今、あなたが「どのパックを買えばいいんだろう？」と迷っているなら、今回紹介したランキングや選び方を参考に、“自分なりの戦略”を立ててみてください。
情報を味方につければ、あなたもポケカでしっかり利益を出せるかもしれません。
